2015今年のベストCD10選 その①
2015は岡山の後輩たちが頑張って流通盤を出したり、印象深いCDが多かったです。
そこで2015といえばこの10枚、というのを選んでみた。
気持ちが(おれの)盛り上がるのでランキングにするけど、全部いいのは前提だから気にしないで。
10.Kimbra「The Golden Echo」
Kimbra - Miracle (Lyrics English/Español Subtitulado) Official Video
選んでから気づいたけどいきなり2014のアルバムだった…
買ったのは今年なのでいいことにしよう…
前作Vowsがあまりに名盤すぎたので、少し物足りなく思ってしまったけどリード曲のMiracleがこれぞキラーチューンという感じで好き…
暗めでアナログ、ローテクなイメージの前作と比べるとエッジが聞いてて極彩色のイメージのアルバム。相変わらずどっから手を付けたらいいのかわからない変態的なサウンドと、重ね取りしたコーラスの厚みと気持ちよさは前作以上かも。とにかく楽曲に情報量が多すぎて、聴けば聴くほど発見がある。才能よ…
09.Ben-Browning「Turns」
サウンドクラウド適当に聞いてて、なんだこれCut Copyっぽくてサイコーだな、と思ったらCut Copyのベーシストのソロ作品だったやつ。Cut Copyの80'sっぽいシンセポップのセンスを持ちつつ、よりキャッチ―で踊りやすい楽曲が多くて好き…
特にベースがフィーチャーされたリード曲Don't wait your turnはポップネスの化身かよお前はといいたくなる珠玉の1曲。
08.星野源「YELLOW DANCER」
星野 源 - 時よ 【MUSIC VIDEO & Album Trailer】
これおととい買ったんですけど、サイコー…おれが女なら絶対星野源と結婚したい…
星野源のアルバムは初めて聞いたけど、sakerockは結構聞いてたから、あのメロディーセンスをしっかり歌ものに昇華するとこうなるのか~!と感動した。ちょいちょい入ってくるシンセとかギターのフレーズ、YMOみたいなやつ、それがポップスなんだけど星野源のキャラクターというかキレイにまとまり過ぎてないガチャガチャ感を出してて良い。でもしっとりした曲はしっかり歌いあげていて、惚れる…結婚したい…
このアルバムでギター弾いてるのか知らないけど、星野源が弾くギターめっちゃ好きです。特にsakerockのエイトメロディーズのギター。あくまでバッキングで派手なことはしてないのにこれは星野源のギターだって思えるの、すごいと思う。
でもおれが一番好きな星野源はLIFEでテツオやってるときの星野源です。
07.Morning Erections「Here's Mornig Erections」
岡山の後輩バンドのやっと出た流通盤。間違いなく岡山若手の中では一番パワーと勢いがある。ダンスビートに乗っけたロックンロールなんてバンドはもしかしたらいっぱいいるかもしれないんだけど、倉敷のギターヒーローのルーツの芯がしっかりしてるからかキャッチ―かつ本物感があるバンドになってしまった。「Why Don't You Wanna Dance?」は炸裂するギターとダンスビート、サビのドンチューワナベイベー!が彼らを象徴するようで、1曲だけでモニエレが分かる良い曲。ライブ行けてなかったから音源で初めて聴いた「ウキウキワクワク」のギターのジョン・フルシアンテ感よ。
06.ふちなし「積み木遊び、3段目」
だんだんただの後輩自慢みたいになってきてるんですけど、こちらも岡山のバンドの今年出た流通盤。ギターレスの女子3ピースでまだ若いんですけど、演奏力めちゃめちゃ高くて楽曲のクオリティが高すぎてへこむ…今作はますます楽曲にふり幅が出てきて聴いてて飽きない。おれの中では「カンジョウセン」とか「時間芸術」みたいなダークでメロウなイメージが強かったけど、「エスケープ」「sale」みたいなポップな曲がきたかと思ったら、ピアノ主体のバラード「蟻の大名行列」が挟まったりしてアルバムの流れで聴くと何回も天才かよ…って思わされる羽目になります。あと今作で特に好きなのが「殴って」の激アツオルガンソロなんですけど、これ最近ライブでも2回ぐらい聴けてラスボス戦みたいな気持ちになりました。サイコー。
しっかり聴き返しながら書いてたら思ったより時間かかったのでベスト5はまた明日。